アメリカのピュー・リサーチセンター14カ国の調査、調査国のうち韓国最高値の9%
アメリカのピューリサーチセンター14カ国調査、調査国のうち韓国最高値の9% 「信仰心の強化」アメリカ28% vs 韓国10%…スペイン16%、イタリア15%
「コロナ19がもたらした信仰心の変化」に関する調査で、韓国人回答者が14カ国の先進国の中で「信仰心が弱化した」と回答した比率が最も高いことが明らかになったのに対し、アメリカ人回答者の中で28%は信仰心が強化されたと答えた。
アメリカの世論調査機関ピュー·リサーチ(Pew Research)が昨年6月10日から8月3日までアメリカのカナダ、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデン、イギリス、オーストラリア、日本、韓国など14カ国に居住する成人14,276人を対象にアンケートを実施した結果である。
調査では韓国の回答者の9%が「信仰心が弱くなった」と答え、調査国の中で最高値を記録した。世界平均(3%)を大きく上回る。韓国を除いた国々はすべて5%以下だった。
一方「コロナ19によって信仰心が強くなった」と回答した割合はアメリカが28%で最も高かった。アメリカ人回答者のうち、白人の福音主義プロテスタントは、自分が信仰が強化されたと回答する傾向が最も高かった。スペイン(16%)、イタリア(15%)の順だった。韓国は10%にとどまった。
全体回答者の中で「宗教が人生において非常に重要」と答えた人たちに範囲を狭めても結果は変わらなかった。
「コロナ19によって信仰心が強くなった」という回答の割合はスペイン(49%)、アメリカ(48%)、イタリア(44%)などの順で高く、韓国は30%で下位圏だった。「信仰心が弱まった」という回答の割合は韓国が14%を占め最も高かった。
「本人以外の自国民の信仰心」をテーマにした質問でも韓国は「弱まった」という回答が17%を占め最も高かった。その次はアメリカ(14%)、イタリア、ベルギー、ドイツ(10%)の順だった。
「コロナ19が家族関係に及ぼした影響」も調査された。スペイン、イタリア、アメリカ、イギリス、カナダは回答者の10人に4人ほどが「家族関係が良くなった」と答え、コロナ19が家族関係に肯定的な影響を示したグループに分類された。一方、ドイツ(13%)、ベルギー(11%)、韓国(10%)は「家族関係が悪化した」という回答率が高かった。
特にアメリカ人の35%は「コロナ19パンデミックは神が人類に教訓を与えるために送ったメッセージだと思う」と回答した。
ピュー・リサーチ側は「回答者の多くは『コロナ19が自身の宗教的信念に変化を与えていない』と答えたが、昨年春のコロナ19の拡散当時、他の国に比べて相対的に大きな被害を受けたアメリカ、スペイン、イタリア国民の信仰心が強くなった点は注目すべき指標だ」と明らかにした。
一方、ピュー・リサーチは今後も態度が変わる可能性があることを明らかにし、「コロナ19は『世界的流行病』だが、すべての国家が同じ方式で経験したわけではない」と説明した。続いて「調査期間中にオーストラリア、日本、アメリカは感染者が増加した反面、イタリアと一部ヨーロッパ国家は4、5月に多くの感染事例が報告されたが、徐々に回復し始めた」と話した。 (翻訳:SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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