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自動翻訳機で翻訳すると内容が大幅に変わってしまう部分もあり、今回の記事は韓国語と日本語を載せることになりました。

[한국어] 

[日本語]

私たちは人を理性、非理性あるいは感性、非感性という表現で決めたり判断します。人の心は、五感から受けた刺激に反応して動くようになっています。誤った感性の刺激は、理性を麻痺させて人々が誤って選択するようにさせ、その選択は個人はもちろん家庭と社会にも大きな被害をもたらします。

誤った感性刺激の代表的な単語として、「惑世誣民」が挙げられます。

この単語を解釈すると、惑は精神を困惑させて惑わすという意味で、「誣」は騙すという表現で、世の中を惑わして民を欺くことを意味します。歴史的あるいは現在進行形で理性的判断を要求することよりは、感性を刺激することで、自身が願うことを叶えたり成し遂げようと惑世誣民する政治、指導者あるいは似而宗教の教主、著名な学者と政治家がいます。

だから健全な常識を排除したまま、あまり感性に偏って話したり行動したりすれば問題になるということです。特に政治、宗教、芸術分野は感性の訴える力により大衆の注目が集まり、成否が左右されます。そのうち、芸術は人の心に幸せをもたらすことができますが、一般大衆を相手にする政治家や宗教家の非常識で非理性的な感性の訴えは不幸を招くことになります。

政治家は票を得るために有権者の投票心理を狙って感性に訴えます。どれほど感性によく訴えるかによって当落を左右するので、あらゆる手段と方法を選ばず、到底理性的に理解することができない言葉と行動も躊躇しません。

宗教界も例外ではありません。一部の宗教指導者は感性訴えの達人と言えます。彼らは「言語の魔術」で不完全な人間の矛盾と弱点を利用する感性戦略を駆使して考えることもできず、内容もわからないまま行動するように誘導します。このような戦略に誤って引っかかり人生全体を台無しにする事例が多いということです。特に目に見えない霊的な問題は、ほとんどの人が無知で惑わされやすいです。

それでも幸いなことに、今はインターネットやSNSなどを通じて該当分野の情報と知識がたくさん共有されており、少し気を遣って調べて、健全な思考と幅広い常識を備えていれば、これにうまく対処できます。もちろん、ここにも歪曲されて不正確な内容が多いので細心の注意が必要です。

一時、米国産牛肉を食べると脳に穴があくという一部マスコミの狂牛病操作扇動に国中が動揺しましたが、その結果どうなったのですか。政治家や宗教家は、自分流の論理を作り、自分を信じて自分の言うことを聞いて、言うとおりにすれば、平和が来て幸せになれるという言葉を口にしています。しかし、過去の歴史を見れば、どの政治家や宗教家が人々に平和と幸福をもたらしたのか自問してみてください。ひどい詐欺師であればあるほど、とても強く利益を与えるという甘い言葉で誘い、盲目的な追従をさせ、人々の人生を台無しにしているという事実です。どの誰が何のために何の代価もなく私のためにしてくれ、私の人生の責任を負うことができるというのですか。

個人は全体のためで、全体は個人のためだと言いますが、結局は個人の犠牲だけを強要しているということです。共生にならないということです。私自身から能力や実力も備えないで、非理性的で感性だけを刺激する不当な言語で平和と幸福が私に与えられるということは神秘主義的妄想に過ぎません。

徹底した準備も戦略もなしにイベントと大会で、決意と誓いでは決して平和と幸福を得られないということです。平和と幸福のために必要ならばどんな手段や方法も正当化できるならば、これは本質とはあまりにもかけ離れた閉鎖的思考です。人間の世の中で誰もが平和や幸福を追求するが、その本質を知ってこれを享受して生きる人は見当たりません。政治家や宗教家たちは常に平和と幸福を語りますが、彼ら自身どれほど平和で幸せな人生を生きていますか。聞きたいです。この問題は単純に画一的な尺度で整理できません。結局、正しい自我確立のない平和や幸福は偽りです。したがって、個人の自我レベルを高め、創意性を高めることができない政治や宗教は排除するべきだと主張します。

  〈毎日宗教新聞 NEWSCLIP 会長 李沃龍〉

（翻訳：SAORI記者）