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仏教国家スリランカ、国連総会でアフガン仏教遺産の保護を促す

SAORI記者 | 기사입력 2021/10/11 [09:08]
20年前のバーミヤン石仏など破壊戦力のタリバン政権に緊張

仏教国家スリランカ、国連総会でアフガン仏教遺産の保護を促す

20年前のバーミヤン石仏など破壊戦力のタリバン政権に緊張

SAORI記者 | 입력 : 2021/10/11 [09:08]

20年前のバーミヤン石仏など破壊戦力のタリバン政権に緊張

 

仏教国家であるスリランカの大統領が国連総会でアフガニスタンの仏教遺産を保護してほしいと国際社会に訴えた。スリランカは国民の70%が仏教信者である仏教国だ。

 

ゴタバヤ・ラージャパクサ スリランカ大統領は第76回 国連総会の演説で「国連と国際社会がアフガンの仏教遺産保護に力添えを要請する」と話した。

 

スリランカ大統領が仏教遺産保護を要請したのは、タリバンが20年ぶりに政権を握り続け、仏教遺産を再び破壊するという憂慮が出ているためだ。

 

 

20013月当時、アフガンを統治したタリバン軍事政権は、仏像が偶像崇拝などイスラム教理に反するとして、バーミヤン石仏を含め全国数多くの石仏を破壊した。

 

▲ バーミヤン石仏(写真左側)が2001年、タリバンに破壊された。

 

バーミヤン石仏は首都カブールから西に125kmほど離れたバーミヤンの砂岩絶壁に刻まれた2つの仏像で、高さがそれぞれ55m38mで、仏教が全盛期を迎えた紀元後600年前後に作られた。

 

タリバンは国際社会の反対にもかかわらず、バーミヤン石仏に砲弾を浴びせ、頭と脚の部分を先に破壊した後、爆薬を利用して粉々にした。

 

タリバン政権打倒後、20年間アフガン文化遺跡発掘に参加してきた考古学者たちとユネスコは、政権を継続したタリバンが残っている文化遺産まで破壊するのではないかと戦々恐々としている。

 

ユネスコも先月、声明を通じて「世界文化遺産であるバーミヤン仏像が破壊されてから20年が経った今、アフガンの文化遺産を保存することを促す」とし「文化遺産を損傷したり損失したりするのはアフガン国民の永続的な平和と人道主義的スローガンに否定的な結果をもたらす」と警告したりもした。

 

一方、タリバンは先月18日、バーミヤン州にいた少数民族のハザラ族の指導者、アブドゥルアリー・マザーリーの石像を破壊した。マザーリーは1990年代半ば当時、勢力を拡大していたタリバンに立ち向かって戦い、命を落とした。

 

アフガンはパシュトゥーン族(42%)他、タジク(27%)、ハザーラ(9%)、ウズベク(9%)など、多様な種族で構成されている。パシュトゥーン族が主軸のタリバンは、過去アフガン統治期間の1996年から2001年まで、ハザラ族を大規模に虐殺するなど蛮行を犯した。

 

ハザラ族は、ジンギスカンが1221年に西部バーミヤンに侵攻して以来、アフガンに定着したモンゴル人の子孫で、東洋人の顔立ちをしている。また、パシュトゥーン族はイスラム教スンニ派だが、ハザラ族はシーア派であり、人種および宗教的葛藤が深刻だ。

 

タリバーンは20011月、バーミヤン州のある村でハザラ族300人余りを集団虐殺し、ハザラ族の宗教指導者たちを投獄して女性たちを拉致した。ハザラ族、数万人が家から追い出され山奥に居住するなど、当時国境を越えて脱出した人が多く、今全世界に広がっているアフガン難民の大多数がハザラ族だ。

(翻訳:SAORI記者)

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