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ダライ・ラマ、ウクライナ平和を祈願…「対話を通じて解決しなければ」

SAORI記者 | 기사입력 2022/03/07 [14:11]
緊急声明発表『21世紀は対話の世紀』…対話で解決を促す

ダライ・ラマ、ウクライナ平和を祈願…「対話を通じて解決しなければ」

緊急声明発表『21世紀は対話の世紀』…対話で解決を促す

SAORI記者 | 입력 : 2022/03/07 [14:11]

緊急声明発表『21世紀は対話の世紀』…対話で解決を促す

 

「葛藤と不和は、対話によって解決されます。真の平和は相互理解と尊重によってもたらされます」。

 

チベットの世界的な宗教指導者ダライ・ラマが228日(現地時間)、自身の公式チャンネル『ダライ・ラマ・ドットコム』で、「私はウクライナの戦争事態でとても大きな悲しみに浸った。一日も早くウクライナが平和を取り戻すことを願う」とし、ロシアとウクライナ戦争事態に関する声明文を発表した。この声明文は、ロシアのウクライナ侵攻5日目に出た。

 

▲ チベットの精神的指導者ダライ・ラマが228日、ロシアのウクライナ侵攻と関連し、緊急声明を発表した。

 

ダライ・ラマは声明文で「戦争は時代錯誤的行為」とし「非暴力だけが唯一の道」と批判した。続いて「他の人間たちを私たちの隣人であり家族として考えることで、人間共同体としての一体感を育てなければならない」とし「私たちの人間世界はあまりにも相互依存的なので(ロシアとウクライナ)二つの国家間の戦争は必然的に他国にも影響を及ぼさざるを得ない。これが私たちが平和な世界を作る方法だ」と指摘した。

 

ダライ・ラマは「問題と意見の不一致は対話を通じて最もよく解決できる。真の平和は互いの安寧に対する相互理解と尊重によって成立される」と述べた。

 

最後に「われわれは希望を失ってはならない」とし「この20世紀は戦争と流血事態の繰り返しだった。21世紀は対話の世紀に進まなければならない」と促した。それとともに「われわれは希望を失ってはならない」と述べた。

 

24時間に縮約したダライ・ラマの人生ドキュメンタリー『サンライズ・サンセット(Sunrise Sunset)』

 

ダライ・ラマ14世に関する映画やドキュメンタリーはいくつかの作品があるが、彼の一日の日課にスポットを当てた映画はなかった。『サンライズサンセット(Sunrise Sunset)』はダライ・ラマの日が昇って沈むまでの一日を記録した最初のドキュメンタリーである。

 

1950年、中国はチベットを侵攻する。主権を失ったチベット独立運動を繰り広げていたダライ・ラマは、逮捕される危機に瀕するようになり、1959年にインドに亡命する。それから半世紀が経った2010年に制作されたこの映画は、いくつかの映画祭で優秀作に選ばれ、ダライ・ラマの非暴力精神に接することのできる美しい作品と評価されてきた。

 

ロシア出身のヴィタリー・マンスキー監督は、ダライ・ラマのそばで「五体投地」から始まる彼の日程を静かに進めながら、時々対話をして、自然に様々な話題をやりとりする。ダライ・ラマの徳望や平和の守護者としてのイメージなど、特別な設定やメッセージを伝えようとする意図もなく、ただ淡々と彼の率直な一日をカメラに収める。

 

▲ 『サンライズサンセット』はダライ・ラマ14世の日が昇って沈むまでの一日を記録した最初のドキュメンタリーだ。

 

1935年、チベットの貧しい農家で「ラモ・トンドゥプ」(Lhamo Thondup)という名前で生まれたダライ・ラマ14世は1940222日、チベットの14代ダライ・ラマに擁立された。チベットの政治、宗教指導者ダライ・ラマは世襲や選出ではなく、擁立の形式をとる。前任のダライ・ラマが涅槃に入ると、高僧たちが彼の「転生者」を探しに出る。

 

5歳の男の子のラモ・トンドゥプ、13代ダライ・ラマのトゥプテン・ギャツォの予言どおり、足に虎の縞模様と観世音菩薩のように長い両腕と手のひらに貝の形をした手相を持っていた。人々は彼を「クンドゥン」と呼んだ。「生きている仏」という意味だ。

 

歴代ダライ・ラマの中で最も恵まれていないダライ・ラマ14世。彼は誰よりも苦難と逆境に満ちた人生を生きてきた。人類に向けた彼の訴えから感じられる真正性の根幹だ。600万のチベット人たちに中国を許すように説破した彼のメッセージは、怨恨を怨恨で返さないという仏さまの教えだった。

 

生涯苦難に満ちた、しかし常に希望に満ちたダライ・ラマ14世の人生の歴程は、自分の人生を苦痛だと考える多くの人々に慰めと感動を与える。独立映画専門チャンネルOVID TVで鑑賞できる。

守岩 文潤洪大記者/コラムニスト moon4758@naver.com

(翻訳:SAORI記者)

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