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ロヒンギャ族が同族虐殺の幇助するアウンサンスーチーを擁護する理由は?

SAORI記者 | 기사입력 2021/02/05 [10:17]
虐殺と討伐作戦の指示したフライン司令官に向けられた憎しみはもっと大きい

ロヒンギャ族が同族虐殺の幇助するアウンサンスーチーを擁護する理由は?

虐殺と討伐作戦の指示したフライン司令官に向けられた憎しみはもっと大きい

SAORI記者 | 입력 : 2021/02/05 [10:17]
▲ バングラデシュの軍人が自国内のコックスバザール地域の難民村に居住するロヒンギャ族に鈍器を振り回す姿(右側の写真)と、軍部によって拘禁されたアウンサンスーチー。

 

虐殺と討伐作戦の指示したフライン司令官に向けられた憎しみはもっと大きい

『スーチーはそれでも送還の対話を維持…フラインは 「テロリストと妥協はない」と弾圧を強化』

 

仏教徒が大多数のミャンマーで、無国籍者として差別を受けるムスリム少数民族ロヒンギャ族の運命が、ミャンマー軍部のクーデターにより一層危険にさらされることになった。

 

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1日ミャンマー軍部のクーデター消息を聞いたロヒンギャ族指導者ディル・モハメドは「どんな対価を払っても国際社会が出てミャンマーの民主主義を回復させてほしい」とし、アウンサンスーチー国家顧問の文民政府を支持する声明を発表した。さらに、201912月にオランダ・ハーグ国際司法裁判所(ICJ)で行われた「ロヒンギャ族集団虐殺」裁判に被告人として出席したスーチー顧問は、軍部によるロヒンギャ族虐殺を「ロヒンギャ族の武力使用に対する対応のためだった」と主張し、ロヒンギャ族は「嘘だ」と憤慨した。

 

スーチー顧問が軍部をかばったのは、自国内部の世論を意識したためだった。ミャンマーの国民多数は、ロヒンギャ族に対するスーチー顧問の態度を積極的に支持した。植民地時代、イギリスをバックにしたロヒンギャ族がビルマ(ミャンマーの旧名)人たちを弾圧した過去の歴史のためだ。スーチー顧問としては、民主化政権を守るために軍部の野蛮な行為に目をつぶらなければならない矛盾した状況だったわけだ。

 

ロヒンギャ族は、2017年に約7,000人の同族が軍部によって虐殺される時、これを背け、かえって味方までしてスーチー顧問をかばった理由は何だろうか。

 

ロヒンギャ族は、ミャンマー政府と軍の続く弾圧のため、現在100万人が隣国バングラデシュの難民村で人間以下の生活を送っている。自分たちを追い出したスーチーを擁護することが、一見矛盾した対応のように見えるが、彼らの早い糾弾は政変の頂点であるミン・アウン・フライン(64)軍の最高司令官に対する怒りが想像を絶するためだ。

 

2011年からミャンマー軍の最高実力者として君臨中のフラインは、ロヒンギャ族に対する虐殺と討伐作戦を指示した最終設計者だった。彼は国際社会の度重なる制裁にもソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じ、「ロヒンギャ族は『ベンガルテロリスト』にすぎない」と虐殺の正当性を堂々と主張した。このためミャンマーの70%以上を占める多数族ビルマ純血主義者で軍の信奉者であるフラインの権力奪取はロヒンギャ族の立場では「2017年大虐殺」の裁判になる可能性もある。

 

現地では、権力維持を求めるフラインがロヒンギャ族送還論議を全面的に中止すると見ている。スーチー顧問はそれでも送還対話を命脈ではあるが維持したが、フラインは「テロリストと妥協はない」という既存の少数民族弾圧基調を強化することが明らかだ。実際、ロヒンギャ難民村があるバングラデシュ政府が「クーデター後にも送還手続き論議が続くことを願う」と訴えたが、ミャンマー軍部は2日までも返事を拒否している。

 

国際社会も、ミャンマークーデターによる地政学的変化とは別に、ロヒンギャ族の危機に注目している。国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道はこの日のブリーフィングで「ミャンマーにもラカイン州収容所に事実上監禁された12万人を含めて計60万人のロヒンギャ族が残っている」とし「今回の事態がこれらの状況を悪化させるのではないか恐ろしい」と指摘した。ただでさえ、ロヒンギャ難民らは、新種のコロナウイルス感染症(コロナ19)の蔓延後、バシャンチャール島という離れ島に強制移住されている。送還手続きが完全に中断されれば、再び生存の岐路に立たざるを得ない。

 

ロヒンギャ族はミャンマー西部のラカイン州に主に居住する少数民族。世界中に約220万人以上が分布しているが、このうち約130万人がミャンマーに居住し、中でも約100万人がラカイン州に住んでいる。ミャンマーと国境が接するバングラデシュにも30万~50万人が居住し、サウジアラビアに約40万人、パキスタンに約20万人が住んでいると推算される。言語はインドアリア語系統のロヒンギャ語を使う。宗教はイスラム教であり、そのため仏教徒がほとんどでありミャンマーで長い間差別を受けてきた。

(翻訳:SAORI記者)

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